おそらくいないと思いますが、うなぎを過剰に食べ過ぎるとどうなるのか?
調べてみました。
うなぎは栄養価が高い食材として知られていますが、
中でもビタミンAはうなぎ100gにおよそ5000IU(1500μg)含まれています。
一日に必要なビタミンAは5000IUなので1人前で賄えてしまう量です。
この摂取量を超えたからといって、特に問題はありませんが、
過剰に毎日摂取した場合は問題が起こります。
通常ビタミンは、水溶性なのでたくさんとっても
体外に排出されるのですが、ビタミンAは脂溶性のため、
体外に排出されないようです。
そもそも過剰摂取ってどれくらいのことを指すのか?
過剰摂取というのは、一日にたくさん取ったからといって過剰摂取とは
いわないようです。連日たくさん取り続けると問題がでてきます。
例えば、妊婦の方がビタミンAを毎日15000IU以上摂り続けた場合、
障害を持った赤ちゃんが生まれる確率は3.5倍に増すという報告があります。
過剰摂取をうな丼で表してみると毎日3杯以上食べ続けないと
過剰摂取にはなりません。なので、通常の食事から過剰摂取になるということは
考えにくいことだと思います。
過剰摂取した場合の症状
万が一過剰摂取した場合にどのような症状があらわれるのかというと、
頭痛、皮膚の乾燥、顔面の紅潮、食欲不振、関節痛、吐き気やおう吐
などの症状があらわれるようです。
うなぎを食べすぎるということは、なかなか難しいことであると思いますが、
食べ過ぎには注意しましょう。
通常量だとビタミンAにはこんな効果がある
本来栄養素の一つであるため、良い効果が期待できます。
- 疲れ目や視力低下を予防する働き
- 皮ふ粘膜の形成を助けるため肌荒れを防ぐ
- 免疫力を高めるため、がん抑制につながる
- 活性酸素を除去する
という効果が期待できます。
たまに食べる贅沢!1日だけ3匹程度食べたからといって、
過剰摂取にはなりませんので、心配はいりません。
なにも気にせず美味しくいただくと良いかと思います。
妊娠中だって、一日くらい食べ過ぎても特に問題はありません。
ですが、心配なら控えるようにしましょう。
また、授乳中の方が食べ過ぎると、
乳腺が詰まりやすくなり、乳腺炎になる可能性があります。
これは、脂ののったものを食べることが原因のようですので、
授乳中の方は、うなぎに限らず脂っぽい物は食べ過ぎないように注意しましょう。